
完璧にふるまってる人ほど、
中ではずっと戦っていることがある。
なめられないように。
弱さを見せないように。
誰にも心の中を悟られないように。
鎧を着て、
表情をつくって、
平気なふりをして生きてきた。
でも——
戦っているうちは、
ずっと“誰か”が敵で、
自分自身すら信じられないままだと気づいてる?
禅タロットの【FIGHTING】は、
「怒り」や「防衛反応」の奥にある、
まだ触れていない感情に、静かに光を当ててくる。
本当は、傷つきたくなかっただけかもしれない。
拒絶されるのが、怖かっただけかもしれない。
だから鎧を着て、正しさで塗り固めて、自分を守ってきた。
そのことに、気づけているだろうか。
今、自分が何に対して戦っているのか。
なぜ、その鎧を脱ぐことが怖いのか。
その問いに、
そっと耳を澄ませてみてほしい。